高校受験を成功させるためには、早めに『合格戦略』を立てることが必要です。
中学3年生の4月までに立てておくべき『合格戦略』についてお話します。
ただし、合格ノウハウを持った受験マイスターの指導の下、実行してくださいね。
◆中学1年生から高校の学校説明会や文化祭に行く
最近では、高校の学校説明会も中学1年生、2年生を受け入れてくれます。
教育内容や校風などを肌で感じる絶好のチャンスです。
「3年生になってから行けばいい。」と言っていては、この後のアクションはとれません。
◆2年生最後の模擬試験は必ず受ける
模擬試験の実施回数は、都道府県によって異なります。
2年生に複数回実施するところもあれば、
1~2年生の総復習という形で1回たけ実施するところもあります。
この試験の結果は、純粋に自分の実力(得点力)であることを受け止めましょう。
◆春休みには第一志望と『合格戦略』を決める
2年生最後の模擬試験で3科目総合の学力偏差値が45以上の場合は、
正しい『合格戦略』を立てることで、2~4ランク上の志望校まで狙えます。
学力偏差値5ポイントが一つの区切りですから、10~20の学力偏差値アップです。
実際、私の教え子は中学2年生の3学期の時点で3科目の学力偏差値45でした。
3年生の12月の模擬試験で68まで伸ばしているので、学力偏差値23アップです。
早い段階での意思決定が『合格戦略』成功のカギになります。
彼は、その後、早稲田大学に進学しています。
では、第一志望を早く決める理由について、最重要ポイントは何か。
受験生諸君に2つの言葉を贈りましょう。
「先んずれば人を制す。」
「彼を知り己を知れば百戦して殆うからず。」
読み方と、意味は自分で調べてくださいね。
◆中学3年生になる前に『自己棚卸し』をする
・自分が本当に好きなことは何なのか?
・その好きなことを大人になっても続けたいか?
・それは、ライフワークとして職業にしたいものなのか?
・そのために必要な資格や学識にはどんなものがあるのか?
・それは、どこに入ったら学ぶことが出来るのか?
・そのために必要な進路計画や学力はどれぐらいなのか?
◆第一志望校でしか分からない合格判定基準がある
模擬試験の成績表を良く見てください。
第一志望校のところにしか表示されないデータがありますよね。
これが最も大事なんです。
私は偏差値を『合格戦略』のマイルストーンにはしますが、合否判定には使いません。
それは、偏差値の正体を知っているからです。
ですから、第一志望はできるだけ早く決めて、このデータを活用する必要があるんです。
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