私立大学か浪人か。
このキーワードでブログを見に来る人が多いので、お応えします。
これは、合格した私立に行くべきか、浪人して国立を狙うべきか迷っている人の場合ですね。
ということは、私立には合格しているわけです。
まず、一番大事なことを確認しておきましょう。
「国立の方が授業料が安いから、もう一年浪人して国立を狙う。」と言うのなら浪人する意味はありません。
まともに予備校に1年間通えば、本科、夏期、冬期の授業料だけで100万円はかかります。
優待制度で入学金免除&授業料半額免除でも夏期、冬期は割引がありません。
文系の場合なら、1年間の授業料の差は30万円程度。
国立の授業料が4年間で120万円安いとしても予備校の授業料でトントンです。
さらに、生涯年収が1年分減るのですから、人によっては1000万円程度の損失になります。
もし、早慶上智やGMARCHレベルに合格しているのならば、素直に進学しても損はありません。
勿論、どうしても東大に入りたいのなら話は別ですが。。。
悩むべきケースは、
上位の国立大と私立大学に落ちて、滑り止めの私立しか合格しなかった場合です。
そこで確認しておきたいことは、何故、受かっても行きたくない大学を受験したのかと言うことです。
そもそも、1つでも合格して親を安心させようなんて考える必要はありません。合格しても、入学しなければ同じことです。
悩んでいるという時点で、その大学には行きたくないのです。
答えは出ています。浪人して、自分が行くべき大学を狙うべきです。
あとは、国立か私立かという浪人戦略の問題になります。
勉強だけしていれば良い浪人生と言えども、時間には限りがあります。
国立は5教科7科目、大学によっては2次試験を考慮して8科目の勉強が必要になります。
1.センター試験の得点率が80%を超えていた
頑張れば東大を狙える位置にいます。
2.センター試験の得点率が70%台であった
難関私大にターゲットを絞っても良いでしょう。
3.センター試験の得点率が60%台やそれ以下だった
中堅私大がターゲットになることと思います。
どうでしょう。
頭の中が整理できましたか。
Aim at the mountaintop !
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