高校受験における合格判定基準と学力偏差値の見方 入門編

高校受験における合格判定基準と学力偏差値の見方について説明します。

まず、注意しておかなければいけないことは、
合格可能性判定に関する考え方が、大学受験の場合と高校受験の場合で大きく異なることです。

これは、統計の取り方に問題があります。

大学受験に関する模擬試験の場合、同じ模試の同じ時期の母集団同士で合格実績を比較します。
若しくは、出版物として合格可能性基準を公開する場合は、「第〇回の〇〇模試を基準にして。。。」と明記するようになっているはずです。」
これは、単に統計の正確さを確保したいだけではありません。
模擬試験の時期によって、母集団としての受験者の属性が変化するからです。
現役生の受験者が少ない時期と多い時期では、当然、統計が変わってきます。

ところが、高校受験に関しては、そこまで厳密な統計を取っているという状況を見たことがありません。基本的には最も受験者が多かった時の統計を基準に比較しているのではないでしょうか。当然、春に受けた時の学力偏差値と秋に受けた時の学力偏差値とは内容が異なりますから、一様に合格判定をすること自体が危険だということになります。

ですから、大学受験における合格判定に関してはある程度統計的な信頼性は確保されていますが、高校受験に関する合格判定については信頼性が確保されていないということになります。

確かに、私の塾でも模擬試験の成績表を参考に進学指導をしますが、特に公立高校の進学指導については偏差値と合格判定は一切参考にしません。実はもっと重要な統計指標が模擬試験の成績表に隠されているからです。

その隠された統計指標とは。。。

大手予備校で5000万人に及ぶ合格判定に携わり、長年、公立高校の入試を見つめてきたからこそ会得した独自のノウハウです。

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