皆さんは、週2回塾に通うとしたら、大抵の場合、英語と数学の2教科で通うことを考えますよね。
逆に言えば、国語は「日本人なんだから、日本語は読める。」と思い込んで、「国語に勉強法なんてあるの?」「本をたくさん読めばいいんじゃない?」と思っていませんか。
でも、そう考えていることこそが、国語の読解力を伸ばせない一番の原因なんです。国語の出題には厳密なルールがあり、そのルールさえ知っていれば国語は解けます。
国語が出来ない生徒のパターンとしては、
◇全くできない生徒は、そもそも、「語彙が少ない」ので、文章が読めない。
◇学力が伸びない生徒は、国語の出題ルールに従った解法を身に付けていない。
もちろん、国語のできる生徒でも、国語の出題ルールを知らない生徒はたくさんいます。その場合、高校受験は何とかなっても、大学受験では太刀打ちできない場合が出てきます。
文章というものは、読む人によって感じ方や受け取り方が違ってくるものです。それでも、答えが一つに決まる様に作られているのが試験問題というものです。だからこそ、答えが一つに決まるためのルールが必要になります。
残念ながら、このルールについては、現場の教師でも生徒に説明できません。私が学生の時もそうでしたし、今でもそうです。学習塾の講師にしてもそうです。だから、「国語の問題を解かせておしまい。」にしてしまいます。挙句の果てには、「国語は感性だから。」なんて言い訳をします。これでは、お話になりません。
私は、生徒たちに、個別指導学習塾の講習会の度に国語の集中講座として『読解講座』を行い、未受講の生徒には、なるべく参加してもらっています。ここで身につけた読解法は、英語の読解や数学の文章題の解法に役に立ち、一気に総合力がアップするからです。
私は敢えて『日本語力』と言っていますが、親子の会話、気の利かせ方、探究心などは、『日本語力』の向上には不可欠な基本的要素です。この『日本語力』に『読解力』が加わることで、各科目の得点力は飛躍的に向上します。
それは。。。
全ての試験問題の設問は文字(多くは日本語)で書かれているからです。設問の意図がシッカリ捉えられている生徒は、キチンと問題が解けるのです。
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